オーケンの不定期日記 オーケンブログ

「もうすぐトークイベントから復帰です」

UPDATE 2016.06.15

声帯ポリープ手術後でライブなどお休み中です。こういうときにこそ勉強だ、と、いろんなとこに行っていますよ。写真は新木場に行ってプロレスを観ているとこ。
「ビギニング・アクトレスガールズ」という、舞台その他で活躍している女優さんがレスラーとして戦う女子プロ。
予備知識無しでいったところ、何かの大会(最近、沢山行ったのでなんだったか失念してしまいました。すいません)で素晴らしい動きをしていた万喜なつみ選手のいる団体でした。
ロックでも、試しにやってみたら、すごい向いていた!という人がたまぁにいるのだけど、もとはジュニアアイドルであったというなつみ選手は、才能が大開花したんでしょうね、一挙一動がキレっキレっ。宝城カイリ選手とのタッグでした。

アクトレスガールズは、ベテラン・堀田裕美子選手が指導をされているようです。
まだ若い選手と戦い、余力を残したまま勝利した堀田選手が試合後、若手選手にマイクで10分強の淡々とした公開アドバイス(説教?)。若いコはリング上でその間じっと正座で号泣。客席水を打ったようにシーン、、、実はこの日一番個人的にはこの光景がジワジワ来ました。みなさんがんばっておられて輝いていました。

また、中国武術の体験にも行ってきました。
こちらも実に刺激的でした。中国武術の中でも、特に神秘的(と、ド素人の目にはそう見える)な拳法の、本当にさわりのさわりを教えていただいたんですが、さわりのさわりをやってみて、想像以上に神秘的で、驚いた。ともかく何を自分がやっているのかわからない。 わからないながら、とても丁寧に指導していただきました。
映画も観ています。
森達也監督「FAKE」は、佐村河内守さんの、騒動のその後の生活を追った、ドキュメンタリー(おそらく)。
衝撃が強く、ラストの『あ、やられた!?』という思いは、変なたとえだけど意外に間違ってないかもしれない、ポール・ニューマンとレッドフォードの映画「スティング」以来の感。
映画は、メディアの傲慢、佐村河内夫妻の夫婦愛、騒動そのものの真偽、と、大体3つの観点から作られているように見えたんですが、ネタバレになるのであまり言えないけど『そうすると映画の落としどころはあのあたりなんだろうなぁ』という観客の予想を、森監督、、もしかしたら佐村河内さん、あるいは両者が(そうならばまるで佐村河内さんと新垣隆さんのコンビのように?)見事にひっくり返して見せるところが、圧巻。
ただこの作品は最終的に、鍵盤楽器演奏者やクラシックを中心とする音楽知識者、また音楽機材知識者でないとちょっとわからないところが一部あるかもなと思います。しかもそれも人によって解釈が変わるでしょう。
僕はそれらの知識がないので、わからない。わからないのに面白いんだから、それこそ本作にFAKEされた、ってことでしょうかねえ。

ところで声帯のほうはかなりよくなりましたよ!
先日はカラオケに行ってきた。
筋少や特撮を歌ってリハビリするはずが、ついつい「月のあかり」「戦士の休息」「帰れない二人」など、マイ・カラオケ十八番を歌って帰ってきてしまったけど声出たよ。

筋少秋ツアー発表になりました。よろしくお願いいたします。