オーケンの不定期日記 オーケンブログ

「黙してパットを観たら驚いた」

UPDATE 2016.05.26

霊術の修行をしたり車をスタンドに持っていったり、のど薬の吸入をしたりしながら、声帯手術後の発声控え期間を粛々と過ごしています。

そんななか先日パット・メセニーのライブを観てきました。
最初に言っときますがオーケンはパットさんもジャズもフュージョンも詳しくないんですね、だから彼がこんなにエモーショナルにギターを激弾きするとは思っていなかったので驚いた。
丹波哲郎的に言うなら「パットを観たら驚いた!」と言ったところです。
ベース、ドラム、ピアノにパットさんのギターというシンプルな編成ながら、圧がすごい。
ロック系のうまい人々は何百人も間近で観ていますが、ジャズ系の達人をあまり観る機会がないからね。ちょっとしたカルチャーショックでした。

特にドラムのアントニオ・サンチェスさんは手練れで、彼とパットのバトルはほとんどヘヴィーメタルの様相。火を噴いていたね。
メセニーおなじみのフィーフィーいう音色がロバート・フリップのフリッパートロニクスにも聴こえて、「なるほどこれぞヌーヴォ・メタル!」達人の激しいバトルはクロスオーバーしてやがてメタルに近づいていくという独自の考察を、、あ、、や、僕は音楽に詳しくないので四の五のもう言わないようにして、、簡単に言えば、すごく良かった感動したよパットさん!ということです。
ラストあたりのアコギ1本インストの美しさには、このオーケン様も、ついに胸が熱くなりました。ジーンとしちゃったな。
ライブ終わってこれでパープルもメセニーも集中聴きをとりあえずやめるので、さぁ次は何を聴こう?

ところで、先日のブログでのお願い通り、みなさん、歌えない大槻の変わりにカラオケでオーケンソングを熱唱してくださってることかと思います。ありがとうございます!集合無意識層からガンガン伝わってまいります。階下がカラオケ屋で音がガンガン漏れてきて困るよなんてのとは全然意味が違うんです。集合無意識からなんです。ユングなのです。
で、ぜひカラオケの際は、筋少くくりなら15曲くらい歌った後で、(入ってたら)「ツアーファイナル」「トリフィド」「釈迦」を3曲続けて熱唱してみてください。男子は原曲キーでお願いします。

「、、うああ、きつっ、ハードロックのボーカリストって、言うても大変な仕事なんだなぁ」と、わかってもらえるかもしれないから。
かわりにオーケンも1日みなさんのお仕事やバイトや学校などを体験して大変さをわかってさしあげますよ。ウソ(意識的に言う。)