オーケンの不定期日記 オーケンブログ

「筋肉少女帯2019ラストライブ しらふで生きる 半端者 スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」

不定期日記 / UPDATE 2019.12.27

2019年最後の筋肉少女帯ライブはソールドアウトで楽しく終了。
今年は風邪もひかなくてよかった。皆さんありがとうございました。楽しかったね。来年もまたこの時期に2020ラストライブやりたい。

その前日はヒカシューのライブにゲスト出演。筋少がライブハウスデビューした時にカバーで歌った「20世紀の終わりに」を、本物!の演奏で歌わせていただきました。ありがとうございました。


ライブハウスデビューのライブではヒカシューの他に頭脳警察とレインボーのカバーもやった。
無茶苦茶な組み合わせ。高校生だったからね。でも考えてみると、どれもその後の筋肉少女帯の要素になっている。

盛り上がりすぎてなんだか謎の都市伝説写真みたいになっています↓

 



今年最後の筋少終わって、本を読んだり映画を観にいったり。

町田康著「しらふで生きる 大酒飲みの決断」

断酒についてその方法を町田さんが教えてくれます。

まず「自己についての認識」を改める、ことからとのこと。
論理的に、詰め将棋のように、そもそも酒飲んで楽しくなろうなんて思うほど自分というのはえらくないし人生は楽しいもんじゃない、そこから、と。

言われてみるとまさにその通りで、自分の足元がぐらぐらくずれていく感覚を得ました。
断酒の本なのに、自己の存在のあやふやさに気付かされるという点で言えば映画の「マトリックス」とか、あるいはディック原作もののような、アイデンティティクライシス世界に巻き込まれたかのサスペンス感。
衝撃的。一気読み。

(もちろん、そんな感覚を与えてくれる本を一杯やりながら読んだという予めものすごく予測出来た落ちが僕の場合はついたわけですが、本気で酒やめる時は町田さん式実践します。いつ?)

東直己著「半端者-はんぱもん-」読む。

ススキノ探偵シリーズの「俺」や「高田」の北大学生時代の物語。

ハヤカワ文庫裏表紙の内容紹介文はとてもサスペンス感、、なんだけど、紹介文にあるエピソード、これ、なっかなか出てこないね(笑)いやいや、惹句は大事ですよ。
がっつり青春小説かと個人的には思いました。無為に流れる若き日々のやるせない感じが共感しかない。
何より、俺と高田がトラブルに見舞われた時に不意に出る「小沢昭一」に本当に笑いました。この唐突さがこそ俺高田とは世代違えどまったく青春の感覚だよなぁと。
シリーズの他のもまた読もう。

映画「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」観に行く。

昔々、新宿の映画館で、シリーズで言えば第四作目に当たる最初に公開されたスターウォーズを観た。
何十年経ったんだ。
長いことありがとうございました。
もう、お世話になりました、としか言えないですね。

29日まで中野の墓場の画廊さんで筋肉少女帯ポップアップストアやっていただいています。

躍動館に溢れる一枚↓、、、ジェダイ!?