オーケンの不定期日記 オーケンブログ

「オケミス ライブDVD発売! ジョーカー観ました」

不定期日記 / UPDATE 2019.10.23

オケミス(大槻ケンヂミステリ文庫)のライブDVD「アウトサイダーアートツアーファイナル」が23日に一般発売になります!

オケミス曲はもちろんのこと、筋少「高円寺心中」特撮「荒井田メルの上昇」「企画物AVの女」電車「お別れの背景」カバーなども収録されています。



映画「ジョーカー」観る。

味わいのある重厚な映画でした。世代としては「キングオブコメディ」「タクシードライバー」リスペクトを感じて面白かった。

ホアキン・フェニックスさんの名演が評判です。ロバート・デ・ニーロもよかったなぁ。
『あ、こういうやつね、これ昔ならオレが演じた役だよね?ま、オレは「タクシードライバー」とかでもう散々やらせてもらったから、今回はホアキンくんのターンということで、存分に芝居しちゃってよ、どーぞ』
とでもいうような(オーケン主観)デ・ニーロさんの、名人!師匠!!な存在感と余裕に感服。

現代社会の軋轢が犯罪を、、という、昔「特捜最前線」や「非情のライセンス」それこそ「太陽にほえろ」なんかでもよく観た〜犯人の言い分〜テーマで、変わらないんだなぁ社会の根本的問題は、と考えさせられたものです。

言い分はわかるけど人を殺しちゃいけないですよ、と個人的には普通な事を思った。映画にならないものなそれじゃ。

でも確かに、この主人公の受け皿となる仕事はなかなか難しいよなぁ。
そもそもピン芸人さんってのは、彼氏、職種選択失敗だったんじゃなかろうか?あれせめてコントグループだったらば、いきなり笑い出す困ったメンバー、という役割りでかろうじて成立したのかもな。

、、バンドマンがよかったんじゃないかなぁ。
突然笑い出すメンバーがいるバンドって、なんかありそうじゃないですか。ナゴムならそれむしろOKだし、ニューロティカと対バンしたらピエロかぶりで大受けしたかもしれないし。

ともかく主人公のギャグのすべり方がメンタルにガツンと来る哀愁の映画でした。

ただ、子供たちが入院している病室で、パッチアダムスみたいなことしてる時に懐から◯◯がポロリと落ちるシーンは、あそこコントとしては唯一、面白かった。
あそこで、見ていた大人の誰かが大喜利みたいになんかちょっとツッコミ入れてあげてたら、笑いが起こって、救われて、ジョーカーは誕生しなかったかも、とか思った。

「◯◯って、、それを見せたら終わりですよう(^^)」ITか!って、ダメか。

六本木EXシアターの筋肉少女帯↓