オーケンの不定期日記 オーケンブログ

「緊急検証!THEミスター・ガラス」

不定期日記 / UPDATE 2019.01.31

先日「緊急検証!THE MOVIE ネッシーvsノストラダムスvsユリ・ゲラー」を劇場で観てきました。

あらためて、怪作だこりゃ。す、すごいね!

何しろ出演者でエンディングテーマもやっている身なので、ほとぼりが冷めるまであんまりコメントも出来ないが、とりあえず、チケット買った時にもらったこの紙を見ただけでどれほどの異常体験か多少はおわかりいただけるでしょう↓



スクリーンのユリ・ゲラーさんと一緒に念力で曲げるための、スプーン引き換え券です。映画館で。


「緊急検証」の前には「ミスター・ガラス」を観ました。

いろいろ言われるけどオレは好きだぜシャマラン節。

ズバリ、三人の超能力者を緊急検証する映画でした。
「アンブレイカブル」「スプリット」に続くシリーズ第三弾。

えらいなぁ、と感心するのは、このシリーズ、アベンジャーズやジャスティスリーグがあんだけ派手にドンパチやってるというのに、それらとは全く別のところで、なんかかなり地味ぃなスタイルでアメリカンコミックのヒーローの物語を描いているとこ。

なんでもプロレスにたとえるのは昭和男のアレなとこですが、それは言うたら新日本プロレスと全日本プロレスしかなかった時代に独自の路線で我が道を行った第一次UWFだ。好きにならずにいられない。

、、、じゃあ「インクレディブルファミリー」とかはどうなんだ?って話ですよね。アレも独自路線のヒーローものだ。

きっとそちらは、当時で言うJWPなんでしょうね。
絶対違う。

シャマラン監督が相当なオカルト好きだいうことは作品を観れば歴然。
それならどうでしょう、緊急検証出ませんか監督?
ぜひ紅白オカルト合戦でオカルト三銃士と共にプレゼンしていただきたい。

私と共に審査員の側にまわっていただいてもかまいませんよ。なめ子さんとの間の席にどうぞ。

何目線で提言してるのかサッパリわかりません。

「ミスター・ガラス」自分は特別な存在だとういことを疑うな、アウトサイドを歩け、というメッセージを感じました。強烈な主張にしてでもよく考えればこれは、まさに緊急検証と同じテーマ、、、って、無理矢理ひとつにまとめるなって話ですか。

あとシャマラン監督「サイン」と筋肉少女帯「オカルト」大槻ケンヂミステリ文庫「ぽえむ」MVに出てくる、モンスターが振り返る映像は、同じUMA記録映像へのオマージュ。
雪男、パターソンフィルム。
フェイク説高い世界一有名なやつの。
シャマラン監督に聞いて確かめたわけじゃないんだけどさ。

緊急検証、上映の終わるとこも多いですが、あらたに始まるシアターもこれからあると聞いたので、独自に過ぎる、映画文化の根本的解体作品、観に行ってみたらスプーンもらえるでしょう多分。

写真は公開披露の時のもの↓