
「筋少は大阪へ 、大槻ケンヂミステリ文庫〜オケミス聴きながら」
「刑事マルティン・ベック 消えた消防車」持って筋肉少女帯「ザ・シサ」ツアーで大阪へ。
新幹線内で「ザ・シサ」を聴いています。
そして大槻ケンヂミステリ文庫〜オケミスのアルバム「アウトサイダーアート」の白盤も聴いてます。
白盤とは、アルバムができる前に関係者に配布される見本CDのこと。内容は完成品と同じ。
なるほど、オケミスアルバムは、オーケン&オワリカラ、そしてオーケン&高橋竜ユニットとのライブをレコーディングしたものですが、近年のサウンドシステムの技術向上によって、ほぼこれは、ライブ感溢れるスタジオ盤になってますね。
特にオワリカラとの楽曲は、タカハシヒョウリ君がスタジオワークでかなりいろいろやってくれて、よく聴いたらツインギターになっていたりもして、いや、パワーアップしているなぁ。
高橋竜さんの方は、こちらはライブの雰囲気を残したまま、やはりスタジオ作業でさまざま試みてくれています。もちろんこちらもすごいなぁ。素晴らしい。
どちらも素晴らしい。
筋肉少女帯「ザ・シサ」も、あらためて聴くと気付くところがある。
例えば「I,頭屋」という歌詞は、大槻ケンヂのこれまでのボーカリスト人生を歌っているようにも聴こえるけれど、実は、むしろリスナーの方々それぞれに、これまでの生きてきた皆さんの道程は、「どうでしたか?それはもちろん沢山のことがあったとは思いますが、今思うにどうですか?受け入れてますか?そして今後はどうしますか?放棄したいですか?やり続けますか?」と、自問自答のタイミングを作っている内容なのかもしれないな、などと思いましたね。で、どうですか?
それは、「ザ・シサ」全ての曲に言えることこかもしれない。
なので、「ケンヂのズンドコ節」は、リスナーの皆さんそれぞれご自分の名前に入れ替えてズンドコしてみください。