オーケンの不定期日記 オーケンブログ

「官能植物やマルホランド・ドライブや」

UPDATE 2017.10.05

筋肉少女帯ニューアルバムのプロモで取材など受けています。「新譜を作るにあたって何か影響を受けたものありますか」よく聞かれんですが、今回は映画ならたとえば「サスペリアPART2」「マルホランド・ドライブ」など。書籍では沢木耕太郎さんの「深夜特急」と木谷美咲さんの「官能植物」はそうです。「官能植物」は、ちょうど食虫植物の歌を作りたいなと思った時に手にして、その美しさ面白さ妖艶がバーンと衝撃を与えてくださった。岡本デザイン室さんによる装丁も素晴らしく綺麗。作詞期間中、たくさんの美術館をまわったのだけど、浴びるように見た美術作品群以上に、「官能植物」のアートワークには、しびれちゃいました。今は「コックリさんの父 中岡俊哉のオカルト人生」という本を読んでいて感銘を受けているところ。時期がずれていたら「ソウルコックリさん」以来にコックリさんの歌が新譜に入っていたやもしれませんねぇ。