オーケンの不定期日記 オーケンブログ

「もうすぐ8月」

UPDATE 2017.07.28

「オイコノミア」収録で又吉直樹さんと。「火花」もちろん読みました。感銘を受け「劇場」も読もうと思っているけれど、何十年ぶりかで読み返した沢木耕太郎先生の「深夜特急」全六巻が、あとちょいで読み終わるところ。学生の頃に夢中で読んだもんですが、やはり面白い。と言うか、自分にとっての読書は結局、この「深夜特急」と、椎名誠さんの「哀愁の町に霧が降るのだ」に戻って行くのだなぁ。それはきっと、ロックをいろいろ聴いてきたけど結局は中学の時に聴いたクリムゾンのアレとソレに尽きるよなぁ、みたいなことなんでしょうな。読み直すと沢木先生はたいがいの町を退屈だつまらないとおっしゃっているのも新たな発見。はるばるアテネまで行ってさへ「何かが足りない」との評。逆に行ってみたくなるやつだこれは。